2019年個人的によかったアイマス曲100連発
アイドルマスターの話をします。
いや2019年、すごい年でした。過去最高と言われる2018年をも超える出来。
そういうわけなのでアイマスの曲を振り返ります。
なるべく知らない人にも伝わる様に書いてるつもりです。
ちょっとすごい数になりそうだったので頑張って絞ったんですが、すごい数になりました。
100連発は嘘です。連発フェチの人ごめんなさい。
2019年といってもゲームイベントとかCDリリースとかライブとか色々ありますが、とにかく初公開が2019年内のものに限ります。
SideMは未履修です。Mの人ごめんなさい。
一応目次もつけておきます。ナンバリングしましたが順番に特別意味はないです。
- 1. TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!
- 2. しゅがーはぁと☆レボリューション
- 3. O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
- 4. バベル
- 5. Needle Light
- 6. ステップ&スキップ
- 7. 不埒なCANVAS / 印象
- 8. Blessing
- 9. オウムアムアに幸運を
- 10. TRUE COLORS
- 11. Episode. Tiara / ギブミーメタファー
- 12. だってあなたはプリンセス / ミラージュ・ミラー
- 13. 月曜日のクリームソーダ / I did+I will
- 14. dans l'obscurité
- 15. Flyers!!!
- 16. Ambitious Eve
- 17. We can go now! / トライアングル
- 18. ビーチブレイバー / よりみちサンセット
- 19. Wandering Dream Chaser / Transcending The World
- 20. LEADER!!
- 21. 光跡
今年もアイマスアドカレに便乗させていただきました。
ジョンべべベント・カレンダー Advent Calendar 2019 - Adventar
1. TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!
歌:喜多日菜子、喜多見柚、南条光、日野茜、姫川友紀
作詞・作曲・編曲:広川恵一(MONACA)
アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON」の最後のED曲。
いわゆるハッピーハードコアってやつでしょうか。シンデレラにはありそうでなかった曲調です。
その速さはBPMで言えば200を超え、CLIMAX SEASONのクライマックスを飾るに相応しいスピード感と底抜けに明るい歌詞で全てを置き去りにします。
イントロから既にかっ飛ばしてますが、やはりサビ前からの盛り上がりが圧巻です。
試聴にはない2番以降の歌詞ですが、
笑顔しかできない
大体こういう曲です。
ジェットコースターに乗ったときと酒飲んだ時こんな感じになりますよね。僕はなります。
2. しゅがーはぁと☆レボリューション
歌:佐藤心(CV:花守ゆみり)
作詞:八城雄太 作曲・編曲:山崎真吾
しゅがーはぁと☆レボリューション
タイトルからして近づいちゃいけない感じのスメルが漂っており、一聴して電波ソングという感じですが、
これは相当完成度が高い曲だと思います。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 054より、「しゅがーはぁと」こと佐藤心待望のソロ曲です。
作曲の山崎さんは「絶対特権主張します!」や「サイキックぱーりーないと」を手がけた方で、
また作詞八城さんは「あんずのうた」など多数。さもありなん。
こういうのもドラムンベースっていうんですかね?
滅茶苦茶やってる曲ですが滅茶苦茶のやり方がキャラクターそのものというか、
あちこちでやりたい放題してるように見えるのにちゃんと1曲にまとめてキャラクターを表現できているのは職人技とすら感じます。
冒頭のコーラスからして普通じゃないですね。妖しいながらもネジの飛んだ感じ。
最初聴いた時頭殴られたのかと思いました。
Bメロがまた好きで、アップテンションなコール&レスポンスなのに伴奏はノーコード?でリズム隊が大暴れ。
なんというかこう、ラスボス倒した後の明るめな裏ダンジョンみたいな印象です。
Bメロをツーファイブワンでシメてサビに入るっていうのも珍しい流れですが、
それでいてテンションを保ったままなだれ込むのがまたすごい。
花森ゆみりさんの歌唱も光ります。2番以降では可愛らしさだけでなくセクシーさも押し出していて、ウィスパーボイスがクる。
イかれたピエロが純粋な善意で建てた狂った遊園地みたいな曲です。
サビでうっすら聞こえるアコギがピエロの生の心ですね。天才。
3. O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
歌:久川凪(CV:立花日菜)、久川颯(CV:長江里加)
作詞・作曲:烏屋茶房 作曲・編曲:篠崎あやと
2018年のデレマス6thライブで発表された7人の新キャラのうちの2人、久川凪・颯姉妹に与えられた曲。
双子ユニット「miroir」としての歌唱です。
まだCDは出てませんがフルバージョンはオンラインで配信されています。
コールやクラップが楽しく、ラップが入っていたりもするコミカルでリズミカルな1曲ですが、
その実双子だけど全然違う、近くて遠い2人の関係を歌っていて、ノれるのになんだか涙腺が緩んできます。
作詞と編曲、そして歌唱の妙ですね。
7th幕張での披露も新人声優とは思えない安定感・表現力でした。
かわいいじゃねえか…
4. バベル
歌:一ノ瀬志希、二宮飛鳥
作詞・作曲:BNSI(ミフメイ)
Dope......
もうちょっと長い試聴があればよかったんですが公式の試聴動画がありませんでした。
ユニット「Dimension-3」にもついにユニット曲が用意されました。
これも今はオンライン配信のみです。
発言に真意を計りかねるこの2人に「バベル」とはいかにも象徴的な楽曲です。
歌詞もさることながら、これもまたシンデレラに今までなかったゴリゴリにハードEDM、
クラブで聴いたらブッ壊れそうなサウンドです。
詞曲のミフメイさんは2018年のライブSS3Aのオープニング曲を製作されていたそうですが、
ボーカル付きのアイマス曲という意味ではこれが初参加です(厳密には2曲目)。
これを語るに外せないのはやはり11月の7th名古屋でしょうが、
ライブの話をしすぎるのは趣旨を離れるのでこのくらいにしておきます。
円盤が今すぐ欲しい。
わたしが開けてあげる(ッエーイ)
5. Needle Light
歌:上条春菜(CV:長島光那)、荒木比奈(CV:田辺留依)
作詞・作曲・編曲:AJURIKA
負けないよ!(ハァイ!!!)
夢つかむまで (オッオーオッオオッオー!!!)
シンデレラガールズより、メガネアイドル上条春菜とオタクアイドル荒木比奈のユニット「サイバーグラス」待望のユニット曲。
名前通り眼鏡を全面に押し出してますが、イロモノじゃないんです。
かっこ悪いの知ってるけど
いつまでも弱い自分じゃヤダ
こんなかっこいい歌詞あるかよ
渋谷凛の『Never say never』やクールユニット・アズールムジカの『Nation Blue』をはじめとした「Nの系譜」で知られるAJURIKAさんの詞曲。
イントロの静かな立ち上がりから徐々に高まっていきサビで爆発するエネルギー、
まさにこの2人の歩みにぴったりです。泣けます。
デレステでは、ステージ衣装では眼鏡をつけていない荒木比奈もこの曲に限り眼鏡をかけます。粋ですね。
2019年6月新木場のプロデューサー感謝祭でAJURIKAさんのDJタイムが終わったと思ったら後で突然再登場して
「もう少しかけたい曲があるんだ」
と言ってプレイを始めてこの曲がかかった時は最高にシビれた。
7thのナゴドも素晴らしかったです。
6. ステップ&スキップ
歌:関裕美、白菊ほたる、森久保乃々
作詞:朝倉路 作曲・編曲:石濱翔(MONACA)
その弱さ故に最強のトリオユニット「ワンステップス」がついに曲を手に入れてしまいました。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT! 02」 より「ステップ&スキップ」です。
フルを、聴いてください
様々なバックグラウンドのキャラクターがいるシンデレラガールズの中でも、
殊更に「弱さの克服」を大きなテーマとしており、単体でも尋常ならざる文脈ぢからを持つこの3人、
ようやくそれぞれソロ曲をもらったと思ったらこれです。
手のつけようがない。
近い性質を持つユニットとしてまだ声の付いていないアイドルを含めた「GIRLS BE」や「GIRLS BE NEXT STEP」も控えており、
オタクの屍をモリモリ積み上げる優しい世界がこれからも広がり続けます。
白菊ほたる、森久保乃々それぞれのソロ「谷の底で咲く花は」「もりのくにから」は、
既に紹介した「しゅがーはぁと☆レボリューション」も収録されている3枚組CD「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 052-054」で聴けます。
関裕美のTHE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 049 より「楽園」も是非。
7. 不埒なCANVAS / 印象
(不埒なCANVAS)
歌:輿水幸子、塩見周子、相葉夕美
作詞:只野菜摘 作曲・編曲:烏屋茶房
(印象)
歌:浜口あやめ、白菊ほたる、三船美優
作詞:烏屋茶房 作曲・編曲:篠崎あやと
CDシリーズ「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord」の第1弾、3chord for the Pops! より2曲まとめて紹介します。
このシリーズは7thライブ3公演の各テーマ曲1つ+新曲2つが入ったもので、
この2曲はComical Pops!の公演名を持つ幕張公演のテーマ曲「comic cosmic」とともに収録されています。
「不埒なCANVAS」はアップテンポで力強さもある中にキラキラした高音のパッセージが入って来るのが気持ちよくて、何度でも聴きたくなります。
烏屋茶房さんおなじみの鍵盤乱舞が光る。
「印象」はボーカルもストリングスも美しすぎる。
コントラバス除き4声の弦楽器がブックレットにクレジットされており、
弦楽がフィーチャーされていることがわかります。
1番サビ前のオーボエが泣かせすぎ。
「不埒」ではサイダー・アジサイ・飛行機雲など爽やかな言葉が登場する一方で、
「印象」は夕暮れの情景を描いており、この対比がまたいいですね。
どちらの曲も恋模様を歌ったり美術に関するワードが出てきたりと共通点がありますが、繋がりがあるのでしょうか。
特に「不埒」は『半分は廃墟』『今は肖像画さえも残せやしないこの惑星で』など意味深な歌詞で、妄想が膨らみます。
とにかく粒ぞろいのアルバムとなっており、
名盤しかないと僕の中で未だ話題になっている「MASTER SEASONS」シリーズを思わせる1枚です。
今後の第2,3弾も期待大。あとFunky Dancing!のテーマ曲「ミラーボール・ラブ」の音源が早く欲しい。
8. Blessing
歌:高垣楓
作詞:貝田由里子
作曲・編曲:田中秀和(MONACA)
関係者全員天才MUSIC
まだ試聴しか来てないんですけどちょっとヤバすぎて入れちゃいました。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 34 Sunshine See May」より、ついにきた高垣楓のソロ2曲目です。
作詞はソロ1曲目「こいかぜ」に続いて貝田由里子さん、そして作編曲はMONACAの田中秀和さん。
前情報だけでかなり期待が高まりましたが、果たしてそれを越える出来でした。
ボサノヴァベースの曲調ですね。
開始3秒でお家芸のaugが現れて「秀和〜〜〜〜〜!!!!」という感じですが、
早見沙織さんの溜息が出るような美声と噛み合っていて俺が悪かったという気持ちになります。
Bメロ前のホールトーンスケールでやはり「秀和〜〜〜〜〜〜!!!!」してしまいますが、
マイナーキーのBメロをメジャーコードで終止してからの明朗で伸びやかなサビ、これがもう美しすぎて本当に申し訳ない。
田中秀和さん、アイカツやWUGだと結構攻めたりしてますが、
シンデレラの曲だとボーカルのメロディラインまでここまで"""発揮"""してくることはあまりなかったので、個人的に嬉しいです。
フルが出たらもっとちゃんと分析したい。
『こいかぜ』がアイドル高垣楓のステージのための歌とするならこれは高垣楓自身の歌という風に思います。
高垣楓の魅力って、近寄りがたいほど綺麗な外見の印象に対する、親近感のある茶目っ気溢れた内面のギャップ、
というのがまず1つあると言って概ね共感を得られると思うんですが、
この曲はそれを歌詞・曲調・歌唱ともに完璧に抑えていると感じました。
メロディラインもリズムも相当難易度の高い曲だと思いますが、ジャズ経験のある早見さんだからこそこの難曲を以って高垣楓を表現しえたんじゃないでしょうか。
9. オウムアムアに幸運を
歌:一ノ瀬志希、神谷奈緒、黒埼ちとせ、佐藤心、的場梨沙
作詞・作曲・編曲:広川恵一(MONACA)
逆にこれは新人声優に歌わせて大丈夫なの?
amazon prime videoで配信中のショートアニメ、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 8周年特別企画 Spin-off!」のテーマ曲です。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0815T5CQH/www.amazon.co.jp
プログレだ!! レトロフューチャーという感じ。
詞曲は広川恵一さん。またMONACAか(好き)
メンバーのうち黒埼ちとせ(CV:佐倉薫)は「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday」の久川姉妹同様今年からの新キャラ、
そして的場梨沙(CV:集貝はな)はこのアニメと曲で初めて声が付いたキャラクターです。おめでとう。
どちらも新人と呼んでいいくらいの若手ですが、そこにこの曲、いや実際歌ってるので大丈夫も何もないんですが、すごいっすねえ
ストーリーもついていて、タイトルや歌詞の考察が楽しい曲。
設定資料集も出るそうです。
シンデレラって劇中劇みたいなのがあんまりなく、
ミリオンライブでストーリー物のボイスドラマとかテーマ曲を出してるのがいいなあと思ってたんですが、
こういうのが出てくると今後の展開にも期待できますね。
(厳密にはモバマスで〇〇公演みたいなストーリー付きイベントを定期的にやってますけど、モバだし声なしのアイドルも当然いるので曲とかはないわけで、今回みたいなケースでサプライズで声が付くっていうのもいい傾向だとゴニョゴニョ)
(追記)
アニメの無料公開が始まったので埋めておきますね。
アマプラの購入版にはキャストのインタビューもついてますよ!
10. TRUE COLORS
歌:城ヶ崎美嘉、高森藍子、アナスタシア、藤原肇、乙倉悠貴、黒埼ちとせ、白雪千夜、久川颯、久川凪
作詞・作曲・編曲:BNSI(渡辺量)
デレステ4周年の記念楽曲。
先にも紹介した久川姉妹・黒埼ちとせに加えて白雪千夜(CV:関口理咲)も参加しています。
本当に優しい方ですよ渡辺量さんは
ここまで感謝と祝福にあふれた曲が書けますか?
歌詞も良ければ曲の展開も泣かせてきます。この方は一体何を持ち得ないのでしょうか
半分程度しか優しさが入ってない頭痛薬よりよほど効き目がありそうです。権化。
新キャラも加わって次のステージに踏み出そうとしているシンデレラガールズ、
この曲以上にそれを彩るに相応しいものはないですね……
CDとしては「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT! 01」に収録されています。各キャラのソロバージョンも。
この様に仰っています。
本日、作詞/作曲を担当したデレステ4周年楽曲『TRUE COLORS』が発売となりました!めでたいです!
— Ryo Watanabe / 渡辺量 (@Ryo_Quantity) October 23, 2019
全体曲として成立しつつ、このメンバーならではの要素も入れられないかと思いながら楽曲制作を進めてきました。
それぞれ素敵な歌声のソロバージョン含めて、楽しんでいただけたら嬉しいです!#デレステ https://t.co/j2okPyq0Fv
新シリーズ「for the NEXT!」には、『Gossip Club』や今後リリースされる『Secret Daybreak』と今まで違った雰囲気の曲が展開されていて、
Spin offなども含めて今また1つのターニングポイントを迎えたように思います。
シンデレラ触れてない人はぜひこの機に始めてみてほしいです。
11. Episode. Tiara / ギブミーメタファー
歌:STAR ELEMENTS [春日未来 (CV.山崎はるか)、矢吹可奈 (CV.木戸衣吹)、田中琴葉 (CV.種田梨沙)]
(Episode. Tiara)
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:EFFY
(ギブミーメタファー)
作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:田中俊亮
王道正統派アイドルだ!!
ここからミリオンライブです。
「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 17」より、
765プロミリオンスターズのユニットSTAR ELEMENTSの2曲。
ジャケ絵からしてもう正統派、米で言えばコシヒカリです。
ディズニープリンセスってこれのことだったんですか?
ミリオンライブのキャラクターがPrincess、Fairy、Angelと謎の3属性に分類されて早2年ですが、
言うまでもなくこの3人はPrincessです。
このCDシリーズ、頭文字を取って通称MTGでは属性ごとにユニットが組まれ、キャラクターが役を演じる劇中劇ボイスドラマとテーマ曲が収録されたものになっています。
Episode. Tiaraはいかにもアイドルといった感じの可愛いらしい曲ですが、ところどころに負けん気が垣間見えます。
頑張るぞーな感じのそれもまた可愛さ、と思っていたらこの2曲目です。
2曲目のギブミーメタファーは2019年5月の6thライブ神戸公演が初公開でした。
ヒリつく緊張感を醸す朗読劇に続いて披露されたハードなサウンドに一帯が度肝抜かれたことでしょう。
普段語気を荒げることがない3人が火花を散らしながら険しい声で歌っているのが新鮮でいいですね。
アイドルって実際競争だし裏があって当然なわけですが、
そういう部分ってなかなかコンテンツの中で描くわけにもいかず
アイマスでもほとんど触れられて来てないわけですよね。
舞台の上で輝き、人からアイドルとして見られるために裏でどれほどがむしゃらになっているか、
その生々しい感情が伝わってくる2曲です。
12. だってあなたはプリンセス / ミラージュ・ミラー
歌:Charlotte・Charlotte [徳川まつり (CV.諏訪彩花)、エミリー スチュアート (CV.郁原ゆう)]
(だってあなたはプリンセス)
作詞・作曲:新田目駿 編曲:KOH
(ミラージュ・ミラー)
作詞:KOH, 月丘りあ子 作曲・編曲:KOH
「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 14」より、
Charlotte・Charlotte(シャルロット・シャーロット)の2曲。
これもPrincessのユニットです。
夢のようなこの世界でずっと二人で
いつまでもこのままいれたらいいな
こういう曲ですね。
優しげで洋風レトロな雰囲気の中にエレクトロが合わさってどこか不穏さを湛えています。
特に2曲目ミラージュ・ミラーはEDM色が強く出ていながらも ストリングスをはじめクラシカルなサウンドがリードしており、
ドラマの内容そのままの不思議な雰囲気を醸しています。
可愛いながらもドープな感じでなんかヤバいクスリをキメた気持ちになる。
13. 月曜日のクリームソーダ / I did+I will
歌:Jelly PoP Beans [ロコ(CV.中村温姫)、舞浜歩(CV.戸田めぐみ)、永吉昴(CV.斉藤佑圭)、周防桃子(CV.渡部恵子)]
(月曜日のクリームソーダ)
作詞:安藤紗々 作曲:原知也 編曲:ラムシーニ
(I did+I will)
作詞:安藤紗々 作曲:gen、伊藤"三代"タカシ 編曲:gen
全員声が可愛すぎる。
今度はFairyのユニットです。
「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 15」収録、 Jelly PoP Beansの2曲。
Fairy属性のMTGユニットは夜想令嬢、EScape、D/Zealとドラゴンタイプみたいなやつらばっかですが、
ジェリポは紛う方無きFairyですね。
踊りだしくなるような楽しさと泣きたくなるような郷愁が同居したレトロポップな雰囲気に仕上がっています。
I did+I will、ライブで聴いた時に感極まりすぎて親孝行しようかなとか思ってしまった。
実質オトナ帝国の逆襲(完全に無関係)
14. dans l'obscurité
歌:Chrono-Lexica [七尾百合子 (CV.伊藤美来)、永吉 昴 (CV.斉藤佑圭)、ロコ (CV.中村温姫)、望月杏奈 (CV.夏川椎菜)、真壁瑞希(CV.阿部里果)]
作詞:中村彼方 作曲・編曲:大和
ドン・ロビュスキュリテ……『闇の中で』って意味なんですよ(ドヤ)
公式も読み方を間違える怪曲、ドン・ロプスキュリテです。
メロディックスピードメタルだ!!!
アニソンのパワーメタル曲ってツーバスドコドコバッキングジャージャカ言わせとけばメタルになるやろがい
みたいな感じのしょっぱいテンプレメタルばっかだなあと言う偏見があったのですが、
この曲はシンフォニックなところもあったりクサくて最高ですね。
甘く見てるでしょ 私のこの従順を
忠実なるあなたの僕(シモベ)をいかようにでもお好きに
操る呪文-ジュテイム-
エッチな曲ですね
15. Flyers!!!
歌:765 MILLION ALLSTARS 作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:新田目 翔
ペンライトの光は勇気
聖書の引用かと思うかもしれませんがこの曲の歌詞です。
赦しですねこれ。今、神と和解しています。
アプリ「ミリオンライブ シアターデイズ」のリリースから2周年、
6thライブは各地の巨大演舞場を満員にするほどのコンテンツとなったミリオンライブ
765プロライブシアターというゴルゴダの丘に鳴り響く、
その華麗な成長を祝い永遠の繁栄を願うアンセムがこの曲です。
ペンライト、コール、ステージアリーナスタンドと明確に『ライブ』を強調しており、
ここまで応援を続けてきたオタクたちが涙するのは必至。
さなぎが蝶になるように
私は私になる
この歌詞がめちゃくちゃ好き
あとラスサビのリハモが泣かせますよね。
16. Ambitious Eve
歌:シャイニーカラーズ
(Ambitious Eve)
作詞:真崎エリカ 作曲:山田智和 編曲:住谷翔平
「アイドルマスターシャイニーカラーズ」が流行語大賞にノミネートされてなくてビックリしました。
2018年のリリース以来イラスト・ストーリー・楽曲・システムとあらゆる面でソシャゲ界に爆弾を投げてきましたが、
3月の1stライブをはじめ東京ドームでのバンナムフェスの出演など、2019年は飛躍の年となったと言っていいでしょう。
もう少し1stが早ければ新元号は「シャニマス」になってたと思います。
そんな1stライブのアンコールで初公開された曲がキャラ全員で歌うこのAmbitious Eve。
CDシリーズ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING」の第1弾となりました。
シャニマスの全体曲としては初めてのクールなイメージの曲です。
メタ的には新ユニット参入を始めとした新たな展開に向けた決意を強く感じさせます。
シャニマス曲、キャストや展開の都合かリリースペースは遅めですが、
一発一発のパンチにマジの殺意がこもっています。
以下、全ユニット全曲紹介したいところですが絞っていきます。
17. We can go now! / トライアングル
歌:イルミネーションスターズ
(We can go now!)
作詞:中村彼方 作曲・編曲:大西克巳
(トライアングル)
作詞:中村彼方 作曲:Giz'Mo (from Jam9) , ArmySlick
編曲:ArmySlick
輝きをみんなに届けよう、イルミネーションスターズ
「FR@GMENT WING 02」よりシャニマスの顔、いわゆる信号機ユニット・イルミネーションスターズの2曲です。
1曲目の「We can go now!」は泣く子も踊らすHAPPYな曲ですね。
赤ん坊が泣いてる時に砂嵐見せると泣きやむそうですけど、あれイルミネでもいいらしいです。
とにかく励ましパラメータが極高なユニット、星のように世界中の人間に寄り添おうとするイルミネですが、
自身もそれぞれ弱さを抱えており、3人で手を取り合って懸命に輝こうとしています。
そんな3人の関係を描いたのが2曲目の「トライアングル」。
ああ………………………………
俺たちには、イルミネがついてる
18. ビーチブレイバー / よりみちサンセット
歌:放課後クライマックスガールズ
(ビーチブレイバー)
作詞:古屋 真 作曲:GAKU 編曲:渡辺徹
(よりみちサンセット)
作詞:古屋 真 作曲:小久保祐希、YUU for YOU
編曲:YUU for YOU
やべー盛り上がる青春曲の中に"終わり"をニオわせてくんのマジでズリ〜〜〜〜〜〜
「FR@GMENT WING 04」より放課後クライマックスガールズの2曲。
叫び手を叩きタオルをぶん回すシャニマス随一のお祭りユニット放クラ、
いつだって今が最高な彼女たちの未来に横たわる暗い影にいつまで気付かない振りをしていられるんでしょう
誰か助けてください
よりみちサンセット、こんな胸を締め付けるラップ曲がありますか。
あの時計ズレてるんだよって
明日までずっと歩こうか
見守ることしかできないです。
さあさあ本気モード
超超本気モード
さあさあ本気モード
超超本気モード
さあさあ本気モード
超超本気モード
19. Wandering Dream Chaser / Transcending The World
歌:ストレイライト
(Wandering Dream Chaser)
作詞 : 下地悠 作曲 : 小久保祐希、YUU for YOU
編曲 : YUU for YOU
(Transcending The World)
作詞:下地悠 作曲・編曲:R・O・N
どんな生活をしてたらストレイライトを知らずに暮らしていけるんですか?
これなしには2019年を語れないといっても過言ではないシャニマスの核弾頭、
サービス開始から1年間大事に温めて続けてついに炸裂しました。
三者三様に普段の自分と全く違う姿で魅せる、
そのキャラクター性が衝撃を呼んだだけでなく楽曲でも遺憾なく発揮され、
キャストのライブパフォーマンスはキレキレでいてキャラクターそのもの、
初ライブ出演から2ヶ月で東京ドームに3人で立っちゃいました。
これに関してはもうゲームやって曲聞いて映像見てもらわないとマジのすごさが伝えられないです。
2曲目Transcending The Worldのここ(2番ですけど)、歌詞も音楽も好きすぎる。
いつまでも傍にいるよ
私の果てまで ずっと
これ「いつまでも『あなたの』傍にいるよ」じゃなくて
「いつまでも『私の』傍にいるよ」な気がしません?
ウィキリークスで聞いたんですけど今年の漢字は『Straylight』だそうです。
20. LEADER!!
歌:765PRO ALLSTARS 作詞・作曲・編曲:星 銀乃丈
天海春香をはじめとする765PRO ALLSTARS、通称AS組の、ミリオンライブシリーズでの初の楽曲です。
ミリオンライブで公式に後輩となったシアターのメンバーたちだけでなく、
シリーズを通して他のアイドルを先導する13人が、
なお上を目指して進んでいく姿を描いています。
ちょっとうまくまとまらないので一番刺さった歌詞を載せておきます。
憧れを(憧れへ)繋げてくから
まかせて!! このステージを(どこまででも)
21. 光跡
歌:沼倉愛美、原由実、浅倉杏美
作詞:BNSI(渡辺量) 作曲:BNSI(中川浩二) 編曲:BNSI(ミフメイ)
キャラクターの歌ではないですが、外すことができないのがこれです。
2009年から放送局を変えながら続いて来たアイマスラジオ「THE IDOLM@STER STATION!!!」が、
2018年10月をもって9年にわたる放送に終止符を打ちました。
これを偲ぶ様に2019年2月に発売された歴代テーマ曲のベストアルバム、
「THE IDOLM@STER STATION!!! Long Travel ~BEST OF THE IDOLM@STER STATION!!!~」に収録された新曲がこの『光跡』です。
歌唱は最終的にパーソナリティを務めた沼倉さん(我那覇響役)、原さん(四条貴音役)、浅倉さん(萩原雪歩役)。
製作では、作詞をあの渡辺量さんが、
そして作曲をアイマスのサウンドディレクター中川浩二さんが久々に、
編曲はボーカル付きのアイマス曲としては初参加となるミフメイさんが担当されています。
折しもアイマスが15周年を迎えようとしている節目のところで、
一つの終わりと新しい始まりに寄せた本当に暖かい曲が生まれたこと、
感慨に浸らずにはいられません。
アイマスを長く見て来た中川さんに渡辺さん、
これからアイマスと関わってくるミフメイさん(上で紹介した「バベル」の詞曲を担当)と、
スタッフからして象徴的なキャスティングです。
あと直接はアイマスと関係ないんですけど、沼倉愛美さんのアーティスト活動終了の報のあとに何気なく聴いたらちょっと泣いちゃいました。
本当にいい曲ですし、他の収録曲もきっと気に入る物があると思うので是非聞いて欲しい一枚です。
僕が宇宙開発に携わることになったら宇宙人に地球文化を伝えるために探査衛星に積み込む物資にこのCD入れます。
以上です。
力尽きたので総評的なシメとかはないです。
ちょっと欲張りすぎましたが、自分としてはいい振り返りになりました。
みなさんにも何か新しい発見をもたらせていれば幸いです。
アドカレ企画「ジョンベベベント・カレンダー」、 明日の担当はフェンリルさんです。記事が出次第追記します。しました。
fenrirlaboratory.hatenablog.com
みんなもライブ現地で死のう!